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「掛軸 小林古径」
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掛軸 小林古径

小林古径

大正から昭和期に活躍した掛軸画家、小林古径。日本画のみならず、東洋絵画における重要な要素である線。この線画を高いレベルで追求した画家であり、その線の美しさは特に「髪」で触れる事が出来ます。現在、日本画と洋画のボーダレス化は進んでいます。日本画家の中でもその作風に洋画のエッセンスを多く取り入れている者は多いですが、小林古径はまさに日本画家そのものといった画家の1人です。小林古径の画家としての人生は非常に早く、16歳で梶田半古に入門しています。20歳で早くも描き上げた代表作の1つである「当草」。非常に繊細な線使いの人物画で、20歳という若さながら、彼の才能が遺憾なく発揮されています。江戸時代の火消しによる鎮火の様子を描いた、加賀鳶は22歳の時の作品です。直線、曲線が効果的に使われており、家事に混乱する江戸の街の緊張感が伝わってきます。小林古径がモチーフとしているものは、日本伝統的なものばかりです。上述した加賀鳶のように、歴史や古典にインスピレーションを得たものも少なくありません。知識を持たず小林古径の絵を見た者は、大正~昭和という時代よりはるか昔に描かれた作品だと言われても、違和感なく信じることが出来る事でしょう。とはいえ、小林古径は「時代遅れの画家」という訳では全くありません。彼の活動時期は、西洋画の波が凄まじい勢いで日本画家の世界に押し寄せてきた時代でもあります。実際、小林古径自身、渡欧の経験もあります。 同時代の日本画家の中には、西洋画に傾倒していく者も少なからず存在していましたが、小林古径はそんな状況の中、日本画の可能性を追求していきました。小林古径は技法の追求にも余年が無かったようです。庭の植物や鳥などをよく写生していたとされています。若い頃より高い画力を持っていたことは代表作を見て明らかですが、それに加えて高い技術的な向上心を持っていた事が、小林古径を近代日本画家の代表的な人物へと成長させた大きな理由の1つでしょう。

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